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オプションで地震速報/津波速報/気象警報・注意報を契約している場合、気象庁から発表される緊急地震速報、津波警報、気象警報・注意報を受け取って、速報を表示したり、テロップを表示したりすることができます。これらを表示するには、あらかじめコンテンツを作成し、ディスプレイ端末の設定を行なっておく必要があります。

 

 

 

1. 地震速報

気象庁から緊急地震速報(予報)が発表されたとき、設定した地点で予測される震度が4以上の場合に、通常のコンテンツ再生に割り込んで全画面で地震速報コンテンツを再生します。

緊急地震速報の発表から1時間が経過すると、地震速報コンテンツの再生を終了し、通常のコンテンツ再生に戻ります。地震速報コンテンツの再生の終了は、配信管理画面から地震速報表示の終了を行うことでも可能です。(「配信状況を確認する」を参照)

地震速報

発表時オフラインだった場合は?  発表時ディスプレイ端末がオフラインだった場合、地震速報コンテンツは再生されません。次回オンラインになったとき、発表から1時間が経過していなければ地震速報コンテンツが再生されます。

 

1.1. 地震速報コンテンツを作る

以下の手順で地震速報コンテンツを作成します。

  1. コンテンツパネルで [新規コンテンツ作成] ボタンをクリックして新しいコンテンツを作成します。
  2. コンテンツ編集パネルでコンテンツプロパティの [速報コンテンツ] の [地震速報] をオンに設定します。地震速報コンテンツはコンテンツパネルで地震アイコン付きで表示されます。

地震速報コンテンツ

 

1.2. コンテンツを編集する

地震速報コンテンツは通常のコンテンツと同様に編集ができます。音声や画像や動画などを設定することも可能です。

 

1.3. 緊急地震速報の情報を埋め込む

緊急地震速報で発表される地震の情報を埋め込んで、地震速報コンテンツの再生時に表示することができます。

[オブジェクトの追加] で [地震速報テキスト] を選択します。追加されたオブジェクトのテキストプロパティで [地震速報テキスト] ドロップダウンリストから表示したい項目を選択します。

項目を選択すると、テキストボックスに「_#{XXXXX}_」という形式の埋め込み文字列が設定されます。地震速報コンテンツ再生時に、この埋め込み文字列が発表された緊急地震速報の情報に置き換えられて表示されます。

埋め込み文字列は編集不可!  埋め込み文字列は編集しないでください。埋め込み文字列の前後に文字を追加することは可能です。

項目埋め込み文字列地震速報コンテンツ再生時の表示内容
震度 _#{e_intensity_scale}_ 予測される震度を、4、5弱、5強、6弱、6強、7のように表示します。
到達時刻 _#{e_time}_ 地震のS波の到達予測時刻を「MM月DD日 hh:mm:ss」という形式で表示します。
到達までの時間 _#{e_time_until}_ 到達時刻までの時間を「○秒」という形式で表示します。1秒ずつ0秒までカウントダウンします。
マグニチュード _#{e_magnitude}_ 地震のマグニチュードを表示します。

地震速報埋め込み文字列の表示

 

[地震速報テキスト] オブジェクト  地震速報コンテンツでのみ表示され、追加が可能です。

プレビューでは表示できない  これらの埋め込み情報は、プレビューでは確認できません。実際に緊急地震速報が発表され、地震速報コンテンツが再生されたときに表示されます。

 

1.4. ディスプレイ端末の設定

緊急地震速報発表時に地震速報コンテンツを再生するには、ディスプレイ端末の設定を行う必要があります(「ディスプレイ端末を設定する」を参照)。

 

2. 津波速報

気象庁から津波警報が発表されたとき、通常のコンテンツ再生に割り込んで全画面で津波速報コンテンツを再生します。

警報が解除されると、津波速報コンテンツの再生を終了し、通常のコンテンツ再生に戻ります。津波速報コンテンツの再生の終了は、配信管理画面から津波速報表示の終了を行うことでも可能です。(「配信状況を確認する」を参照)

津波速報

発表時オフラインだった場合は?  発表時ディスプレイ端末がオフラインだった場合、津波速報コンテンツは再生されません。次回オンラインになったとき、津波速報が解除されていなければ、津波速報コンテンツが再生されます。

緊急地震速報と津波警報が同時に発生した場合は?  緊急地震速報と津波警報が同時に発生した場合は、地震速報コンテンツと津波速報コンテンツが交互に再生されます。

 

2.1. 津波速報コンテンツを作る

以下の手順で津波速報コンテンツを作成します。

  1. コンテンツパネルで [新規コンテンツ作成] ボタンをクリックして新しいコンテンツを作成します。
  2. コンテンツ編集パネルでコンテンツプロパティの [速報コンテンツ] の [津波速報] をオンに設定します。津波速報コンテンツはコンテンツパネルで津波アイコン付きで表示されます。

津波速報コンテンツ

 

2.2. コンテンツを編集する

津波速報コンテンツは通常のコンテンツと同様に編集ができます。音声や画像や動画などを設定することも可能です。

 

2.3. 津波警報の情報を埋め込む

津波警報で発表される津波の情報を埋め込んで、津波速報コンテンツの再生時に表示することができます。

[オブジェクトの追加] で [津波速報テキスト] を選択します。追加された津波速報テキストオブジェクトのテキストプロパティで [津波速報テキスト] ドロップダウンリストから表示したい項目を選択します。

項目を選択すると、テキストボックスに「_#{XXXXX}_」という形式の埋め込み文字列が設定されます。津波速報コンテンツ再生時に、この埋め込み文字列が発表された津波警報の情報に置き換えられて表示されます。

埋め込み文字列は編集不可!  埋め込み文字列は編集しないでください。埋め込み文字列の前後に文字を追加することは可能です。

項目埋め込み文字列津波速報コンテンツ再生時の表示内容
津波予報区 _#{t_areaname}_ ディスプレイ端末で設定する津波予報区を表示します。
津波警報種別 _#{t_alerttype}_ 下記のいずれかを表示します。
  • 大津波警報:発表(新たに発表時)
  • 大津波警報(継続時)
  • 津波警報
  • 津波注意報
気象庁発表時刻 _#{t_presstime}_ 気象庁の発表時刻を「MM月DD日 hh:mm:ss」という形式で表示します。
ヘッドライン _#{t_headline}_ 気象警報に含まれる見出し文を表示します。
固有付加文 _#{t_warningcomment}_ 気象警報に含まれる付加的な情報を表示します。
自由付加文 _#{t_freeformcomment}_ 気象警報に含まれるその他の付加的な情報を表示します。
津波の高さ(単位含む) _#{t_headline}_ 予測される津波の高さを以下のいずれかで表示します。
  • 0.2m未満
  • 1m
  • 3m
  • 5m
  • 10m
  • 10m超
  • 高い
  • 巨大
津波到達予測時刻 _#{t_arrivetime}_ 津波の到達予測時刻を「MM月DD日 hh:mm:ss」という形式で表示します。
津波の到達区分 _#{t_arrivetype}_ 下記のいずれかを表示します。
  • ただちに津波来襲と予測
  • 津波到達中と予測
  • 第一波の到達を確認

津波速報埋め込み文字列の表示

 

[津波速報テキスト] オブジェクト  津波速報コンテンツでのみ表示され、追加が可能です。

プレビューでは表示できない  これらの埋め込み情報は、プレビューでは確認できません。実際に津波警報が発表され、津波速報コンテンツが再生されたときに表示されます。

 

2.4. ディスプレイ端末の設定

津波警報発表時に津波速報コンテンツを再生するには、ディスプレイ端末の設定を行う必要があります(「ディスプレイ端末を設定する」を参照)。

 

3. 気象警報・注意報

気象庁から発表される気象警報・注意報を、テロップで表示します。

 

3.1. 気象警報・注意報テロップを設定する

気象警報・注意報テロップを設定するには、[気象警報・注意報テロップ] オブジェクトを追加します。

プレビューでは表示できない  プレビューでは気象警報・注意報テロップを確認できません。

 

3.2. ディスプレイ端末の設定

気象警報・注意報テロップを表示するには、ディスプレイ端末の設定を行う必要があります(「ディスプレイ端末を設定する」を参照)。